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オフショア開発の5つのメリット、成功のポイントとは?

(https://unsplash.com/ja/@thisisengineering)

オフショア開発の重要性とは? 

オフショア開発は、現代においてどれだけ重要になっているのでしょうか?

オフショア開発をおこなう前に、重要性についてしっかりと理解をしておく必要があります。 (参照;経済産業省

経済産業省の調べでは、年々需要に対してのIT人材の供給が追いつかずに人材不足になることが予想されています。 

また、少子高齢化に伴い働く人の数も減少しています。

そのため、海外の労働力を頼る必要があり、オフショア開発は今まで不可能とされていた事業を成功へと導くための重要な手段です。 

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オフショア開発で得られる5つのメリット 

オフショア開発の重要性について解説しましたが、実際にどのようなメリットが生まれるのか?

以下にオフショア開発で得られる5つのメリットを紹介していきます。 

メリットを知ることで、今後の業務拡大や経営課題、組織改革に役立つ内容が見つかるかもしれません。 

ぜひ参考にしてみてください。 

開発に掛かる人件費を抑えられる 

オフショア開発のメリットの1つが、人件費を抑えられることです。 

開発国の物価水準や賃金水準のよってバラつきはありますが、日本と比べた場合に掛かるコストを軽減させることが可能です。 

以下の表は、各国のオフショア開発に掛かる平均の人件費を示したものです。

国名 プログラマーシニアエンジニアブリッジSEPM
中国42万円 52万円73万円90万円
インド 33万円48万円55万円77万円
ベトナム37万円43万円 49万円63万円
フィリピン34万円48万円67万円74万円
ミャンマー27万円37万円41万円64万円
バングラデッシュ 24万円28万円59万円65万円

(参照:オフショア開発白書2022年

現在、日本でエンジニアを採用されている方は、上記人件費を参考に検討してみてください。 

また、正社員のような固定費ではなく、業務委託契約の変動費でプロジェクトをおこなえるため、 プロジェクトの規模によって人件費を調整できます。 

IT人材を確保しやすい 

前章で紹介した通り、日本ではIT人材の不足が加速化しています。 

人材が不足している中、エンジニアの募集をおこなっても高い報酬や待遇の条件が良くないと採用に至りにくくなります。 

しかし、オフショア開発であれば、海外の人材へ募集をかけることができ、人材確保の選択肢が広がっていきます。 

また、低コストで優秀なエンジニアを確保しやすくなるため、大きなメリットを感じることができるでしょう。 

プロジェクトに合ったチーム編成ができる 

オフショア開発のメリットの1つが、プロジェクトに合ったチーム編成ができることです。自社のメンバーだけで開発をおこなうと専門外の工程が発生した場合、部分的に外注を掛ける必要があります。 

そのため、チームとしての連携が上手く取れずに開発が遅れてしまう懸念が生じます。

 しかし、オフショア開発であれば、ラボ契約(準委任契約)によって必要なスキルを持ち合わせたエンジニアで自社チームを構成することができます。 

開発チームを固定することで、更に以下のメリットが生まれます。 

  1. ノウハウの蓄積 
  2. 生産性向上 
  3. 品質向上 

プロジェクト毎に合った専門チームを編成できるので、常に高品質のサービスや商品を作りだすことができます。 

開発の幅が広がる 

オフショア開発では、今まで出来なかったプロジェクトの実現を可能にすることができます。 

自社内に専門のエンジニアが常駐していなくとも専門知識を持ったエンジニアを採用することができるため、以下の分野へ開発の幅を広げることができます。 

  1. AI 
  2. Iot 
  3. アプリ開発 
  4. Webサービス 
  5. ブロックチェーン 
  6. VR 

市場規模が年々拡大を見せる最先端分野への挑戦が可能となります。 

また、システム保守・運用をオフショア開発に頼る選択肢もあります。

品質を維持しながら納期の短縮が可能になる 

オフショア開発では、高いスキルと専門知識を持ったエンジニアによってチームを編成するため、 要求からリリースまでの期間を短縮することができます。 

一般的な外注であれば、プロジェクトの目的や意図を全て共有することが難しく、指示された内容のみおこなっていきます。 

しかし、オフショア開発の場合、1つのチームとして要件定義からリリースまで携わる機会が多くなり、制作の目的からタスクの内容まで一連の流れを共有することが可能です。

そのため、高品質を維持しながら専門的スキルによって納期までの期間を短縮させることができます。 

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オフショア開発の基本的な進め方 

オフショア開発の重要性やメリットについて解説しましたが、実際にオフショア開発をする場合、どのような流れになるのかを紹介していきます。 

オフショア開発の基本的な進め方を知ることで、より具体的な開発イメージをすることができます。 

目的を明確化する 

開発の目的を明確化することは、どのプロジェクトでも同じと言えます。 

オフショア開発の大きく違う点としては「文化・働き方」の違いです。 

日本人だけの開発現場であれば、どのような働き方をしてどのようなコミュニケーションを取れば良いのかおおよそわかります。 

しかし、海外の場合は文化や働き方について多くの方が無知だと言えます。 

そこで、大事な工程として目的を明確化し、あいまいな表現を控えることがポイントとなります。

しっかりと開発メンバーにわかる目的を設定し、共有すると良いでしょう。 

要件定義をできる細かく自社でおこなう 

開発現場において大事な工程である要件定義ですが、細かくおこなう必要があります。

先ほど紹介した通り、あいまいな状態で海外のメンバーに共有すると、開発が失敗に終わってしまう可能性が高くなります。 

そのため、以下の内容に気を付けておくと良いです。 

  • 各機能ごとに細かく要件定義をおこなう 
  • 各機能ごとに文章で細かく表現する 

開発メンバーにわかりやすく伝わりやすい要件定義をおこなうと良いでしょう。 

見積書や契約内容を確認する 

オフショア開発では、依頼する国によって特徴やリスクが異なるため、複数社見積りを取ることが重要になります。 

人件費が安くとも依頼する開発内容によっては金額が高くなる可能性があるからです。 

そのため、見積りを取った後に社内で十分に検討をおこない、契約すると良いです。

また、社内に海外のメンバーとコミュニケーションが取れるエンジニアがいれば、ブリッジSEとして活躍してもらうことで、開発コストを抑えることができます。 

見積書や契約書をよく確認して契約することで、リスク回避をすることができます。 

担当者との打合せ 

オフショア開発では、仕様書に書かれていない機能は実装されません。 

万一トラブルに発展してしまった場合、開発会社に対しての責任追求をすることができません。

そのため、担当者との打合せで押さえておくべきポイントは以下になります。

  • 仕様書の翻訳ができているか 
  • 機能ごとに細かく指示できているか 
  • 暗黙の了解は通用しない 

担当者との打合せは細かくしっかりと伝達しておくことで、トラブルを未然に防ぐことへと繋がります。 

進捗確認 

オフショア開発で成功のカギともなる進捗確認ですが、遠慮せずにエンジニアへ確認をおこないましょう。 

国によっては管理能力が甘く、納期に間に合わないケースがでてきます。

そのため、以下の対策を講じながら進捗確認をおこなうと良いでしょう。 

  • 納期を明確にする 
  • 問題点を聞き出す 
  • いつまでに何をして欲しいか指示を出す 
  • 定例会を設けて都度進捗確認する 

依頼側の管理が甘いとエンジニアの自己管理も甘くなってしまいます。 

しっかりと進捗確認をおこなえる体制を構築すると良いでしょう。 

リリース 

オフショア開発で最後の段階になります。

開発したシステムのリリースをおこない、運用を開始します。 

ここで注意しておきたいポイントとしては以下の内容です。 

  • 不具合やアップデートの対応はどこまでしてもらえるか確認しておく 
  • 緊急連絡先の確保 
  • 信頼関係の維持 

契約を交わす段階で不具合やアップデートの対応を確認し、契約を締結しておくと良いです。 

リリースされたが運用できなければシステムは上手く機能せず、追加のコストが掛かってしまうので、確認しておきましょう。 

オフショア開発を継続、成功させるための4つのポイント 

オフショア開発を継続、成功させるためのポイントを解説していきます。 

開発をおこなえても継続しなければ成功とはならないため、以下の4つのポイントを押さえておくと良いです。 

ぜひ参考にしてみてください。 

ブリッジSEを活用する 

ブリッジSEを活用することで、オフショア拠点と企業側の連携を上手く図ることができます。 

重要なポジションでもあるため、ブリッジSEのスキルが備わっているか確認する必要があります。 

以下のスキルが備わっているか確認をすると良いです。 

  • コミュニケーション能力 
  • 言語能力 
  • 開発経験の年数 
  • プロジェクト経歴

現地のエンジニアに適切に指示をおこなうためのスキルを持ち合わせているか確認すると良いです。 

また、自社でブリッジSEがいる場合は自社のエンジニアを活用しましょう。 

下請けではなく開発チームに加える 

オフショア開発では、現地のエンジニアも投げっぱなしの下請けではなく、開発チームの一員としてチームに加えておくと良いです。 

これは前章で紹介した通り、信頼関係の構築や目的意識の統一をするために必要となり、乖離が生じないようにします。 

下請けではなく、同じ目的意識を持つ開発メンバーとして接しましょう。 

ドキュメント化と共有を徹底しておこなう 

オフショア開発の進捗確認に必要なことは、共有化をおこなうことです。 

開発終盤に差しかかった時にレビューをおこない、目的と違った商品やサービスになっていた場合、手遅れとなるケースが発生します。 

そのため、現地のエンジニアと企業側で常に共有化をおこない、自社の知識やノウハウも都度提供しておくと良いです。 

企画設計は緻密におこなう 

ブリッジSEに丸投げしてしまうとトラブルになるケースが発生してしまいます。 

そのため、要求から要件定義、設計まではできる限り自社内でおこない、ほぼ完成した状態で落とし込みをおこなうと良いです。 

また、どうしてもわからない点が出た場合は、日本国内のエンジニアで解決するように努めた方が良いです。 

海外と日本では求められるサービスや商品が異なるため、国内で販売をおこなう際には注意しておくと良いです。

(https://unsplash.com/ja/@charlesdeluvio)) 

オフショア開発に向いている案件とは? 

実際にどの案件がオフショア開発に向いているのか? 

以下でいくつか紹介しますので、検討中の方は参考にしてみてください。 

【オフショア開発事業に向いている案件の特徴】 

  • 大規模・長期的なプロジェクト 
  • 環境に依存しないプロジェクト 
  • シンプルなプロジェクト 
  • 現地でも使われているプロジェクト 

【オフショア開発に向いている案件】 

  • Webシステム 
  • AI・機械学習 
  • ソフトウェア・アプリ開発 
  • VR関連 
  • システム運用・保守 
  • R&D 

世界的に使われているプロジェクトや案件であれば、仕様書の理解をしやすいため、オフショア開発が盛んになっています。 

また、向いている案件とは失敗しにくいことも指しますので、参考にしてみてください。 

まとめ 

本記事では、オフショア開発におけるメリットや成功のポイントを解説しました。

オフショア開発の大事なポイントをまとめると以下になります。

  • 現地のエンジニアとの信頼関係を構築する 
  • 仕様書は細かく設計する 
  • チームで同じ目的意識を共有する 
  • 進捗確認や打合せを細かくおこなう 

これからオフショア開発に参画する場合に、新しい事業を生み出し、世界で活躍できる事業が1つでも増えるよう、本記事で紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。