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「オフショア」と「アウトソーシング」の違い とは?

オフショアとアウトソーシングの存在は知っているけど、実際にどのような違いがあるのか? 

また、それぞれどのような案件が向いているのか? 

本記事では、オフショアとアウトソーシングの特徴や向いている案件について詳しく解説していきます。 

これから開発計画の中で取り入れていこうと考えている事業者の方は、ぜひ最後までお読みください。

(https://unsplash.com/ja/@wocintechchat) 

オフショアとは? 

オフショア(オフショアアリング)は、海外に事業の一部または全部を委託することを指します。 

オフショアの狙いとしては、国内のリソースでは開発できない事業を海外のリソースで補う働きを持っています。 

また、日本よりも安い物価の国で人材コストや開発コストを抑えるためにおこなわれます。 現在、オフショアの市場規模は年々拡大を見せており、経営戦略や事業戦略で必要とされる手段の1つです。

(https://unsplash.com/ja/@wocintechchat) 

アウトソーシングとは? 

アウトソーシングはオフショアと混同されがちですが、意味は異なります。

オフショアが海外に業務の一部、または全部を委託するのに対して、アウトソーシングは企業競争力の強化を図り、自社で補えない業務やサービスを外部から調達し、スポット的、短期的に運営することを指します。 

中心的な業務に対して、コストを抑えながら集中的に成長させた場合に有効な経営手段です。

(https://unsplash.com/ja/@wocintechchat) 

オフショア・アウトソーシングのメリットやデメリット 

オフショアとアウトソーシングのメリットやデメリットについて解説していきます。

言葉は知っていても具体的にどのようなメリットやデメリットがあるのかを知らない場合、十分に効果を活かすことができません。 

以下にそれぞれのメリット・デメリットについて触れていますので、参考にしてみてください。 

オフショアのメリット・デメリット 

オフショアのメリットは以下になります。 

  • コスト削減 
  • 品質維持 
  • 人材の確保 
  • リソースの確保 
  • 事業の拡大 

オフショア開発のメリットは、国内のIT人材よりも募集しやすく、事業内容によって専門スキルを持ったエンジニアを選ぶことができます。 

国内ではエンジニアだけではなく、人口減少に伴い労働人口が減っています。

海外に労働市場を広げることで、より多くの人材を募集することができ、物価の安い国を選択すれば、低コストで質の高いエンジニアを採用することができます。 

そのため、品質を維持しながら低コストで開発に着手できるので、今まで挑戦できなかった分野への参画が可能です。 

オフショア開発のデメリットは以下になります。 

  • 言語の壁 
  • 文化の違い
  • 海外との時差 
  • 商習慣 

オフショアでは、海外のスタッフとの連携が必要となります。 

そのため、国によって働き方や考え方が異なるので、価値観のズレが生じる可能性があります。

しかし、ブリッジの役割を果たすスタッフの能力やスキルが高く、海外のスタッフとのコミュニケーションを円滑に取ることができれば、事業は上手くいきます。 

アウトソーシングのメリット・デメリット 

アウトソーシングのメリットは以下になります。 

  • 企業競争力の強化 
  • 仕事の効率化 
  • 品質の向上 
  • 組織体制のスリム化 

アウトソーシングでは、仕事の効率化を図り、肥大した組織体制をスリム化する働きを持っています。 

外部に事業の一部を委託することで、自社で掛かっていた工数を削減することができ、生産性の向上を実現することができます。 

アウトソーシングのデメリットは以下です。 

  • 情報漏洩のリスク 
  • ノウハウが蓄積されない 
  • 費用対効果が悪くなるケースがある 
  • 煩雑化するケースがある 

アウトソーシングのデメリットでは、社内の機密情報が外部に漏洩してしまう可能性があります。

また、委託先によっては情報共有が上手くいかずに業務フローが煩雑化してしまいます。 アウトソーシングを円滑におこなうためには、セキュリティ対策の強化と情報共有をおこない、投げっぱなしにしないことが重要です。

(https://unsplash.com/ja/@wocintechchat) 

オフショア・アウトソーシングに向いている案件の特徴 

オフショア・アウトソーシングについて深く理解したところで、実際にどのような案件が向いているのかを紹介していきます。 

自社でこれから取り入れたいと考えている事業と照らし合わせて、検討する際の材料として参考にしてみてください。 

オフショアに向いている案件 

オフショアに向いている案件の特徴について以下にまとめています。 

  • 大規模事業 
  • 環境に依存しないプロジェクト 
  • 現地にノウハウのあるプロジェクト 
  • シンプルなプロダクト 

案件の特徴としては現地ですでにノウハウの蓄積がある分野やわかりやすいプロジェクトなどが向いています。 

更に大規模なプロジェクトをおこなう際には、専門スキルを持った人材を募集しやすいです。 

募集しやすい理由として、IT人材の数や増加率が日本と比べて海外は高く、雇用形態も異なるためです。 

具体的なオフショアに向いている案件としては以下になります。 

  • Webシステム 
  • AI・機械学習 
  • ソフトウェア・アプリ開発 
  • VR 
  • システム・保守運用 
  • R&D 

海外向けのWebシステムや最先端技術のAI・機械学習など、現地の高いスキルを持ったスタッフを採用できるので、オフショアに向いています。 

アウトソーシングに向いている案件 

アウトソーシングに向いている案件の特徴については、以下になります。 

  • 定型業務 
  • 主力業務をサポートする業務 

案件の特徴としては、イレギュラーが起きにくい作業がマニュアル化された業務が向いています。 

主に主力業務をサポートするためにアウトソーシングをおこなうパターンが多く、ノンコア業務に最適です。 

具体的にアウトソーシングに向いている案件としては以下になります。 

  • インサイドセールス 
  • カスタマーサポート 
  • 経理 
  • 事務 
  • 商品の製造 

アウトソーシングに向いている案件は、マニュアル化しやすく再現性の高い業務がオススメです。

人材不足の解消やコスト削減に役立つ手段として活用でき、主力業務に集中して投資したい場合に用いられます。 

(https://unsplash.com/ja/@wocintechchat) 

オフショア・アウトソーシングの進め方の手順 

オフショア・アウトソーシングの進め方について解説していきます。 

オフショアとアウトソーシングの特徴や違いについて理解したところで、実際にどのように進行していくのか、以下を参考にしてみてください。 

オフショアをおこなう際の進め方 

オフショア開発をおこなう際の手順について解説していきます。 

オフショアの進め方は以下です。 

  1. 目標を設定する 
  2. 要件定義をおこなう 
  3. 見積りを取る 
  4. 契約内容を確認する 
  5. オフショア開発企業と細かく打ち合わせ 
  6. 進捗確認 
  7. リリース 
  8. 運用・保守管理 

オフショア開発をおこなう際に大事なポイントとして、仕様書の内容について細かく設定しておくことが必要です。 

商品やサービスが完成した後に設計通りに作られていないことがあるため、しっかりと仕様書の作成と緻密な打合せをおこなうことで、未然に防止することができます。

また、オフショア開発企業を選ぶ際に見積りを複数社取ることで、適正な価格を知ることができます。 

アウトソーシングをおこなう際の進め方 

アウトソーシングをおこなう際の手順について解説していきます。 

アウトソーシングの進め方は以下です。 

  1. コアな業務を明確にする 
  2. 目的を明確にする 
  3. アウトソーシング分野の選別 
  4. アウトソーサーの選択 
  5. 見積りを取る 
  6. 契約内容の確認 
  7. アウトソーサーとの打ち合わせ 
  8. 運用・進捗管理 

アウトソーシングでは主力となるコア業務を明確化し、委託するべき業務の選別をおこないます。

選別の時点で失敗してしまうと無駄なコストや成果が十分に上がらず失敗に終わります。 更にアウトソーシングで確認しておきたいポイントとして、セキュリティ対策です。

外部に委託するため、どのような対策を講じているかアウトソーサーにしっかりと確認をおこなっておくと良いでしょう。 

まとめ 

オフショアとアウトソーシングの違いや特徴について解説してきました。 

本記事のポイントを以下にまとめています。 

  • メリット・デメリットを把握し、事業内容に合わせて選ぶ 
  • 委託先を選ぶ際には、情報をよく調べて複数社見積りを取る 
  • 海外・国内の働き方や文化に違いがある 
  • 緻密な打ち合わせと進捗管理を怠らない 

オフショアやアウトソーシングは、近年国内の労働人口の低下が要因となり、需要が高まってきています。 

これから事業の効率化や新規プロジェクトを検討されている方は、本記事を参考に新しい選択肢の1つとして、取り入れてみてはいかがでしょうか?